釣り場は、昨年の解禁に小さな爆をやったところです。エムステージスペシャルの0.06の水中糸でスタートです。水深30センチほどの瀬の中に養ちゃんを入れると、すいすいと上流に泳ぎます。
開始後1分も経たないうちにグリグリと来ます。17センチほどのまずまずの型です。オトリを交換して同じ流水をトレースします。グリンッと来ます。同型です。至福の時計が回りはじめます。
その瀬で、15匹ほど入れ掛かりに近いペースで釣り上げます。で、一段下流の瀬に移動です。この場所は水深が50から80センチ、大石が点在しています。そんな中で、石を狙わず、石組みの間の、小石底にオトリを入れます。
糸を立てオトリの泳ぎを促します。グリンッと来ます。同じパターンを続けます。グリンッの連続です。型はまちまちです。小は15センチ。大は20センチです。大物は泡の中です。小物はヘチです。
至福の時計は回り続けます。ふと我に返り本物の時計を見ると13時30分です。川に入ってからタバコを1本も吸っていません。夢中になって忘れていたわけではありません。ライターのガスが切れてしまったのです。
4時間30分も我慢すると、禁断症状が出てきます。お腹も空いてきました。それらを理由に撤収です。カウントすると、抜きの44匹です。車に帰って、冷やしソーメンを胃袋に流し込みます。
車のシガライターでタバコに火をつけます。そのまま下流に移動です。途中、何箇所かよさそうな釣り場があり、心が揺れましたが、一気にグランド前まで急降下です。グランド前には誰もいません。
瀬肩を見ると群れアユが確認できます。これはいただいたも、同然です。後6匹釣ればよいのです。しかし、世の中そんなに甘くはないのです。オトリを出そうと竿を立てると、クモの子を散らしたようにいなくなります。
こんなアユを相手にしてはいけません。遡上中なのか、鵜におびえているのか1時間30分ほど我慢しますが、完封負けです。こんなアユでも後2週間もすればギンギンになります。そのときに当たれば、至福の時計が大回転です。

