2007年03月31日

天国と地獄

3月30日、今日もテンカラです。釣り場は再び海部川です。爆釣の話に乗ってきたのは讃岐支部長です。そんなにおいしい話はしょっちゅうないのです。それでも張りきって出発です。

しかし、今日は出発時点で雨が降っています。大きな雨でなければよいのですが、一抹の不安がよぎります。途中、氷を購入するときミミズはと支部長に聞くとノーの答えが返ってきました。80匹の爆が効いています。

で、海部川上流に到着です。雨は上がりましたが、中流から上は濁りが入っています。これは危険信号です。おまけに上流に行くにつれ、濃くなってきます。大比の合流点で確認すると、大木屋谷は少し濁りが薄いようです。

何とかなりそうです。準備をして渓に降ります。二人並んで釣り始めます。僕は瀬のヘチの懐に毛ばりを舞わします。濁りの中から毛ばりを咥えた気配が伝わります。合わせを入れると、ガッチリハリ掛かりです。

1投目です。今日も至福の時計が回り始めるのでしょうか。しかし、小ぶりのアマゴはタモに収まる前に空中分解です。至福の時計が止まります。その後は、苦行の始まりです。たまに出るのは、瀬や壷のピンポイントです。

濁りに加え、3日前より10センチ以上増水しています。ということは、現時点で絶好の流水と思われている場所は、ほんの数時間前までは、川原だったり、浅すぎてアマゴの棲家でなかったのです。

増水時はそんなことを考えなければなりません。当然、たまの魚信は浅場の深場です。それも、毛ばりを深く沈めて気配で合わせる釣法(大げさに心眼合わせと呼んでいます。)に分があります。

で、午後2時までやってなんと11匹です。支部長は3匹です。二人とも半分怒っています。で、王余魚谷でも行こうかと、次なる作戦を提案します。

この谷は、数年前の大洪水で半端でないほど谷が壊れています。それ以来入っていないのです。で、僕は本流との合流点から、支部長は堰堤からで突撃です。

確かに思い切り谷が荒れています。風景が変わってしまっています。半分諦めモードで釣ってゆきます。しかし、意外なことに毛ばりに反応する奴がいます。タモに飛び込んだのは、16センチほどですが、コロコロに太ったアマゴです。その後も、初めての渓流で釣りをするような気分で、1時間30分ほど釣り11匹ゲットです。前半戦よりはるかに反応はいいのです。距離からすれば、一般的な釣果です。この谷も復活の兆しです。ありがたいことです。

で、今回の反省です。僕は前半戦の釣り場を2日前に釣っています。それもベストな条件で、思い切りやっています。そんな場所に時間も空けずに入っても釣れるはずはないのです。また、濁りも大きな要因です。

何が何でもテンカラという前提がありますが、無理をせずミミズでも持っていれば、絶好の濁りだったので、それなりの釣果はあったでしょう。しかし、テンカラが大前提なのです。そうなると釣れる場所を探すか、釣り方を考え出さなければ至福の時計は回らないのです。

しかし、常に至福の時計が回らなくてもよいのです。苦労することも釣りの楽しみ方なのです。帰り道、「天国と地獄やな」と支部長に言うと、天国を経験している人は良いですよと一言。納得・・・・・。

データー
場所  徳島県海陽町海部川
タックル前回と同じ
posted by 片山悦二 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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