2007年03月15日

海部川

315.jpg和三郎さん、僕は海部川に30年以上通っていますが、確かに海部川には少し前まで、下流にもアメゴはたくさんいました。春の盛りの中流、若松から桑原周辺の幅広にはしびれました。今でもいないことは無いのですが、狙ってやるほどの価値があるとは思えません。

余談ですが、僕の最下流の記録は、母川との合流点です。目撃はそれより下流で度々ありました。

で、今日はなぜ下流のアメゴがいなくなったかを考えて見ましょう。といっても考えるまでもありません。河川環境の悪化です。淵は埋まり、瀬は砂が詰まりアメゴはおろか魚がすめる環境が破壊されています。

原因は、無秩序な山林の皆伐でしょう。しかしながら、皆伐も植林した杉やヒノキがそんな時期になっているので、仕方の無いことかもしれませんが、コスト優先でなくもう少し環境にやさしい作業をすれば、土砂の流入は防げるはずです。

それ以外にも、平井の山腹崩壊のように、膨大な土砂の流入もあります。下流部ではそんな影響を受けてか、著しく河床が上がっています。よく分かりませんが、法規制により河川の砂利は採取できないようなのです。法律を守っていて、洪水で被害が出たら誰が責任を取るのでしょうかね。多すぎる砂利はとれば良いと思うのですが。

と、僕は心配しているのですが、アメゴはしたたかです。平井の崩壊現場のすぐ下流でも釣れました。稚魚放流でしょうが、そんな中でも生きてゆけるのです。海部川が少しづつ回復して、以前のようなすばらしい川になって、楽しい釣りができる日が来ることを楽しみにしていますが、僕が現役中に間に合うのか心配です。

で、もう一つ。海部川の地元の皆さんに一言。少し前までの海部川は日本一の清流でした。全国の川を釣り歩いた僕が保障します。確かに水のきれいな川はたくさんあります。しかしながら、それらの大半は大河川の支流なのです。海に注ぐまで清流のままは海部川だけでした。

皆さん、そんな海部川の価値を知ってください。今からでも遅くはありません。守ってください。

今日は、いつもと違う話になってしまいましたが、たまには釣り以外のテーマも良いでしょう。
posted by 片山悦二 at 22:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする