午前4時、志度インターで藤沢君をピックアップした、讃岐支部長のランクルが時間通り到着し、荷物を積み込みます。
フィッシングホワイトハウスで解凍したオキアミを受け取り出発です。その前にいつものじゃんけんを6人でやり、見事億の負けです。道中は久しぶりに会った藤沢君と話が弾みます。
到着した宍喰港は釣り人の熱気があふれています。ざっと数えて30人は超えています。釣果が上向いている証拠です。で、藤沢君が僕らのチームを代表してじゃんけんです。結果は何とか上位に食い込みます。
で、出港です。僕らは南ワレのアワ(地元ではアバと発音する。意味はわからない)に上がります。荷物を片付け場所きめのじゃんけんです。僕は再び最下位です。一番の藤沢君に一番先端に行けといいますが、なぜか船付きを選びます。
讃岐支部長は中央です。僕は足場の悪い先端です。年寄りにはきつい釣り場です。準備をして足元にマキエを入れます。餌取りが待ってました、とばかりに集合です。その中に、50センチほどの奴が5匹ほど混じっています。
少し白っぽいのでキツでしょう。こいつと遊ぼうかなと考えていると、藤沢君が大きく竿を曲げています。しかし、努力の甲斐なくラインブレイクです。たぶん僕の前で見えている奴と同じ奴でしょう。
讃岐支部長もラインブレイクです。サラシの下ではキツの大暴れみたいです。僕も冗談半分で、足元で仕掛けを合わせます。待つほども無くウキが一気に消しこみます。止めようと思っても止まりません。
たっぷりラインを引き出し、底に張り付きます。やはりかまってはいけない奴だったのです。冗談はやめ本気で釣り始めます。讃岐支部長と僕の間でかなり立派なサラシが出ています。それが少し沖で右に行っています。
僕は2人のマキエ役になりそうです。読みどおり讃岐支部長が竿を曲げています。藤沢君も竿を曲げます。浮いてきたのは十分にグレと呼べるサイズです。1回目のタモ入れに失敗して潜られます。再び浮かせ今度は確実です。
しかし、タモの寸前でハリはずれです。信じられないくらい落ち込んでいます。グレの1匹や2匹で人生は変わりません。そんなに気にすることは無いのです。また釣ればいいのです。
で、サラシの向きが少し左よりになってきました。僕の出番です。仕掛けもなじみやすくなります。ウキが消しこみます。グレが釣れます。手元にきます。イサギが釣れます。サンノジが釣れます。至福の時計が回りだします。
で、十分に楽しんで一日が終わろうとしていました。気がつくと藤沢君が釣れていません。客人です。何とか釣ってもらわなくてはなりません。と、大きく竿が曲がりました。これをバラスと男ではありません。
意外と簡単に浮いてきたのは、イサギです。十分です。塩焼きが最高です。で、楽しい一日の終了です。釣果はグレ、イサギで10数匹です。おまけに40センチほどのスマカツオ
です。
藤沢君が釣れなかったのはなぜでしょう。彼は少し前に瀬戸内で行われたダイワのチヌ釣り大会で上位に入賞しています。まったくの素人ではないはずです。しかし、磯釣りは初心者マークなのです。
まじめな彼は一所懸命勉強しています。当然、釣り雑誌やビデオが教材です。仕掛けを見ると変なものがいっぱい付いています。仕掛けでグレが釣れると思っています。それより前に、マキエとサシエを同調させて流すことを考えるだけで十分釣れるはずです。
一番にやらなければならないことが出来ていないだけです。反省しなくてはなりません。次回が楽しみです。

